No6.24 (土) Day 1のブログはこちら

DEAD POP FESTiVAL 2023 -解- Day 1

 

 

 

2日目の朝はまず、アパレルブースに遊びに行きました

 

今年から参加してくれたRUDIE'S、ロリクレことROLLING CRADLE

 

ず〜っとお世話になってるDeviluse

 

なんと大阪にGORILLA HALLというライブハウスを建てちゃった!KiU


などなど写真載せきれないけど、

他にも日頃からお世話になっているDxAxM、seedleSs、ムラサキスポーツ、STANCE、セガサミー、そしてNOISEMAKERのDOTS COLLECTIVEがブース出店してくれました。アパレルに限らず桜井食堂、大阪たこ焼きだいちゃん(元HEY-SMITHローディ)とかも。

感謝。

 

 

 

あと、コロナ禍で同じ楽器を使い回すのはまずいということでお休みしていたDPF名物ブースの

STUDIO DxPxF

が復活しました。

 

 

ついた時たまたまcoldrainのコピーをやってる子たちがいたんだけど、めちゃくちゃ完成度高かった!

バンドじゃなくて、その場で集まったメンバーだったそう。すごいな。

 

 

あとは、今年はスケジュールの都合でできなかった

CHAOSステージO.Aオーディション

が復活したら完璧だな。

 

新たな才能・きっかけを探してるアーティストとの出会い。

来年はやれるといいな。

 

 

 

さ、そんな感じで本編いきます!

 

 

 

6.25 (日) DEAD POP FESTiVAL 2023 -解- Day 2

 

・Dragon Ash

 

Kjが話していた俺のスマホ持って帰っちゃった事件については、粗方MC通りです。

 

マジ、あの日鳴ったインターホンの映像録画しとけばよかった〜〜

 

<ピンポーン

 

「Kjです。。。」

 

って映像で一生イジれたのになぁ😇

 

ちぇだぜ😔

 

 

そんな "貸し" もあってか、朝イチ、トッパーの役目を渋々引き受けてくれたDragon Ash

漢気に感謝。

 

タイムテーブルを組むのも俺だから、普通のフェスでは見られないものを見せたくてね

大体どのフェスも、一番手は「最近めきめき人気が出てきてる」若いバンドがやることが多いじゃない?DPFも基本はそうだし。で、年功序列じゃないけど、DAみたいなベテランバンドは夕方とか、半分より後ろの方に出演することが多い。

 

でもそうなってくると、自動的にタイムテーブルの流れも決まってきちゃうんだよね。

それじゃつまんないでしょ!年に一度くらいは、若手の気持ちを味わうのもアリじゃない!?

っていうかオジサンたちもたまには早起きしてライブしろよ💢

 

っていう遊び心だったんだよね。実際ちょーー眠そうだったし(笑)

 

でもそこはさすが百戦錬磨のDragon Ash

ライブむっちゃよかった

むしろいつもよりKjキレキレだった説すらある

 

素晴らしかった!

 

 

 

                                                      

 

・EGG BRAIN

 

昨日も書いたように、ハジマザでのライブがとても印象的だったEGG BRAIN

 

EGG BRAINはめちゃくちゃバランスのいいバンドだと思う。

ジョーイはあのまんまの底抜けハッピーガイで、人の悪口とか言ってるとこ見たことないし

KUNちゃんは超真面目な九州男児(兵庫県民)で、いつもバンドのことを考えてる

ツッチーことウッチーはわかりやすくドラム馬鹿で、EGG BRAINの音を支えてる

 

だからこその、なんていうか "アブなさ" がないところが良いところでもあり、

ただそれはロックバンドにおいては同時にウィークポイントにもなり得る。

 

表面的にはうまくいってるから、実は水面下で問題があっても周囲がそれに気づけない、みたいな。

前回の活動休止なんかはまさにそうだった気がする。

 

でもそれを実際経験してからこうやってシーンに帰ってきた彼らには、

前にはなかった目には見えない "強さ" を感じられるようになった。

ただのハッピーなバンドじゃないっていうかね。

 

 

俺の中でジョーイっていうと、ステージドリンクがコーラ!!!

 

こ、コーラ!?

 

アンプの上にコーラ置いてる!?

 

っていうイメージだったんだけど

 

本人は「え?そんなことあった?」って言ってた。

それくらい長い間ガッツリ対バンはできてないのかぁ。

ライブハウスでもやりたいなぁ。

 

 

 

                                                      

 

・10-FEET

 

今年もDPFは2日間快晴に恵まれました!

 

ありがとうございます!

 

京都大作戦、雨降らないといいんだけど・・・

 

 

 

 

Dragon Ashからの年長組ワンツースタートをキメてくれた10-FEET

本当にありがとうございます。

 

こうしてようやく規制を取っ払ったDPFには、絶対10-FEETには居てもらいたくて(もちろん全バンドそうなんだけど)

 

近年のモッシュ・ダイブ・声出し解禁の流れに関して

SiMとHEY-SMITHがそうだったように、当然10-FEETには10-FEETの考え方や方針、タイミングがある。

俺らが直近の週に何かをすることで、少なからず翌週開催される京都大作戦にも影響は出てしまうはずだから、DPFでの規制撤廃はより慎重な段階を踏んで無理なくやる必要があった。自分たちだけのシーンではない、むしろ、10-FEETやその他多くの先輩たちが作ってきてくれたシーンだから。

 

だから、これからこうしていくつもりです、っていうのを10-FEETには特に丁寧に説明してきたし、その集大成であるDPF23は絶対その目で見て欲しかったわけです。

 

そして、DPF23の結果が何かしら京都大作戦にも良い影響をもたらせたら最高だなと。

 

西に京都大作戦、東にDEAD POPがある限りロックシーンは安泰だ!

と言ってもらえるようになりたい。その想いは今でも変わりませんので。

 

とにかく今年も成功を祈ってます。

 

 

P.S.

2ショットでドキュメンタリーカメラに話しているとき、ナオキがいきなり

「俺ら、スラムダンク!SiM、進撃の巨人!最強やから!かかってこいや!!・・・・・・あ、今のナシで

ってイキったとき苦笑いしかできなくてすみませんでした。

 

 

 

                                                      

 

・tricot

 

去年の病欠キャンセルを経て、リベンジマッチじのtricot

 

いや演奏キモすぎ!!😇

 

どうなってんの!?

 

クリック(テンポをピッ、ピッ、って電子音で教えてくれるやつ)聞いてんの?

 

って聞いたら「聞いてないです〜☺️」

 

恐ろしいわ・・・

 

 

なんていうか、流石のtricotも年数を経て大人の落ち着きみたいなものが滲み出てきて

それがめちゃくちゃいい「余裕感」になっててさ

以前の「音で刺す!てめえら殺す!」っていう危険さから

「かかってきなさい。どうせ死ぬんだから。」に変わった感じ。(伝わる?)

 

なんか目が二個じゃ足りないんだよな〜

 

ずーっとイッキュウだけ見てる目も欲しいし

キダ、ヒロヒロ、吉田くんだけを見る目も欲しい

っていうの?(伝わる?)

 

誰を見てても目を奪われちゃうバンド。

 

いやぁ改めてtricotの素晴らしさを再確認しました。

 

 

 

                                                      

 

・THE ORAL CIGARETTES

 

DPFでは毎度すげー気合い入ったライブをしてくれる弟分のオーラル

 

今回はTwitch内のAmazon Music JPチャンネルで行われたDPF開催直前番組のMCを務めてくれた拓也

番組アーカイブ視聴 (7/3(月)23:59まで)

 

その際に「仕込んでます」って言ってたんだけど

 

パラデジャの話しがそうだったのかな?

 

俺、やっぱ性格悪いよなぁって自分で思ったんだけど

拓也に「あんまこういうのしないけど」と前置きしつつステージ上で次回のパラデジャ出てくれって言われて

 

「で、いつ開催なの?」って秒で答えてしまう自分。

 

向こうとしては開催時期は未定、でもとりあえずSiMは出てくれるよ!で終わりたかっただろうに・・・

開催時期をあの場で言わせるっていうね(笑)

タダでは帰らないMAHという男の性格の悪さに自分でびっくりしました。

 

オーラル、拓也は俺の持っていない感覚もたくさん持っているし

シーンを動かしていくとか、近しいカルチャーと化学反応を起こすとか、そういうことができる男。

 

もうとっくに俺と同じかそれ以上のマンパワーを持っているけど、それでも兄貴と慕ってくれる

 

ならば俺も、カッコよく居続けねーとな。っていつも気合いが入るよ。

 

 

 

で、パラデジャね。来年の?秋頃でしたっけ?

 

なんとかするよ!

 

 

                                                      

 

・The BONEZ

 

フェスに出演オファーをする側を苦しめるのが

ステージの枠数的に呼べない問題

である。

 

DPFでいうとCAVE 6枠、CHAOS 6枠 × 2日間の合計24枠が、呼べるアーティストの数となる。

 

DPFのように大きさの違うステージが複数あるイベントの場合、そのアーティストの「格」「実績」「勢い」によってだいたいどちらのステージにオファーするかが決まってくる。で、一度メインステージに出たアーティストが小さい方のステージに出る、となるとどうしても「格下げ」のようにも見えてしまう。

 

つまり、まだCAVEステージに出ていないアーティストならCAVEへの抜擢も含めて24枠どこへでも入ることが可能

逆に一度CAVEステージに出たアーティストは一生、CAVEステージの12枠の中でしか呼べないということだ。

このジレンマにより、呼びたいけど、枠が埋まっちゃってるので呼べないアーティストが毎年必ず出てくる。

 

それを最初に自ら破ってくれたのは、SHANKだった。

DPF21のブログ記事

めちゃくちゃ嬉しかったけど、でも、基本的には一度CAVEに出たアーティストは次もCAVEで、という方針は変わっていない。

 

The BONEZは、というと

2016年にCHAOSステージのトリ

→2017年にThe BONEZ初?のフェスメインステージであるCAVEステージ (訂正)

→2019年に2回目のCAVEステージ

という非常に良い流れで出演をしてもらっていたため、当然それに当てはまっており2021、2022年とCAVEの枠はいっぱいで呼ぶことができなかった。

 

そんな中T$UYO$HIくんが「ステージは関係ないから、出してくれ」と言ってきてくれて、俺もそれに応えたいと思った。

 

自ら逆オファーをくれただけの、めちゃくちゃ気合いの入った、逆にCAVEステージではなかなか出すことのできない「ライブハウス感」を思いっきりぶっ放してくれたと思う。

 

The BONEZは色々あったじゃないですか。

 

Jesseくんがやらかして、それと関係あるのかは知らないけどNAKAくんが辞めちゃって。

Jesse本人も大変だったろうけど、他のメンバーの方が絶対もっとキツかったと思う。

それはマジで、Jesseくんは一生忘れちゃいけない反省すべきことだし、実際反省してるからこそめちゃくちゃ個人でも動きまくって必死に取り返そうとしてるのが伝わってくる。

そんな中KOKI (歳下だったのかよ!敬語返せ!) が入って、やり直して、

結果的に今のThe BONEZはめちゃくちゃいいバンドだと思う。

 

みんな、改めてThe BONEZのライブ観た方がいいよ!!

 

 

 

                                                      

 

・coldrain

 

The BONEZのところであんな「枠」のこと書いといてアレですけど

 

Masatoと話しました。

 

次回はCHAOSステージに出てもらいます!!

 

その分CAVEステージに1バンド、誰かを大抜擢枠で引っ張り上げます!

 

以上!!

 

 

ライブめっちゃかっこよかった!

 

 

                                                      

 

・Crystal Lake

 

YDがちゃんとMCしようとしてるのに、

ちゃんジョンがフル無視で「Are you ready!!」とか言いまくってて

最終YDが「John, Listen」とまで言ったのに結局「Come on!!」でマジウケた!笑

 

新しく加入したJohnはめっちゃいいやつだし、クレイジーガイ。

(でも真面目なところもある)

 

日本に住んでるわけじゃないから、毎回我が家を離れてCrystalとともに長期ツアーをして、家に帰って、また・・・

っていう繰り返しは、正直めちゃくちゃキツいだろうなとは思う。

それでも自分から応募してきてるわけだし、すげー気合い入ってて。このまま頑張って欲しいなって。

バケモンみたいな声してるしな。笑

 

最近Crystalと話してるのは、海外ツアー一緒にできたらめちゃくちゃアツいよねって話。

 

日本のバンド同士で、アメリカとかヨーロッパ回れたら最高だよな〜

 

海外はヘッドライナー(メインのバンド)とサポートアクトがハッキリ分けられてて、

基本的にはサポートアクトのバンドはメインアクトのバンドのフルカスタムセットの "前に" セッティングするわけ。

 

メインアクトのギターアンプがあるでしょ?ドラムセットがあるでしょ?

それを置いたまま、その "前に" 自分たちのアンプ、ドラムセットを置くの。伝わる?

 

だからものすごく「ギュッと」こじんまりして見えるし、サポート感すごいじゃん?

そこが唯一、な〜んかな〜って思うポイントなんだよね。

でも日本は公平で、アンプとかドラムセットもアーティスト毎に丸ごと転換するじゃない。

あの「メインとサポート」じゃない、「対バン」の感じを海外でもやりたいなぁと思って。

 

Crystal Lakeとそれが出来たらいいなぁ!

 

 

                                                      

 

・Crossfaith

 

「DPFで復活したいんすよね」

って自分から言ったくせに先にサタニックに出たことは

ムカつくというより傷つきました。

ひどい・・・あんなに語り合ったのに・・・😢

 

 

なんてね

 

まーいいんじゃね?傷ついたけど

 

盟友が帰ってきたんだし!傷ついたけど

 

 

Kjもライブ見ながら言ってたけど

なんかみんなFinal Fantasyの登場人物みたいな雰囲気になってきたな!?

 

プレイは元々人間離れしてたけど

見た目もついに「人間やめました」みたいな

 

友達でよかったわぁ〜

 

知り合いじゃなかったら絶対話しかけづらいもんな!

 

 

けどまぁ、フルメンバーが揃ったわけじゃないし、これから解決していかなきゃいけないことは色々あるんだと思う。そこは、頑張って欲しいし相談には変わらず乗るし。でも、あのライブができるんだったら活動は止めない方がいいと思う。

ガンガン動きながら、気長に時間をいっぱい使って解決して欲しい。

 

じゃないと置いてっちゃうよ〜〜〜〜🖤

 

 

なんてね

 

 

 

                                                      

 

・THE FOREVER YOUNG

 

2011年のTRIANGLE '11という九州ツアーで出会って

そこからしばらく会わないうちに彼らが作る曲がめちゃくちゃ大好きになって、

声出し解禁の「BEWARE」ツアーに出てもらったんだけど、結果的に声出しの許可が会場から下りず

 

彼らと相性のバチクソ悪い「声出し禁止」のライブになってしまったZepp Fukuoka 2デイズ

もちろんエバヤンのライブはそれでもめちゃくちゃ良かったんだけど

規制撤廃を果たしたDPF23にはぜひ、出てもらいたかった。

 

絶対、全員で大合唱したいバンドだからね。

 

ただ途中、クニさんに呼び込まれて

「次の曲のカウントを、ワンツースリーフォー!ってやって欲しい」

って言われたんだけど

 

まーた、俺、性格悪いなぁと思ったよね

 

「ワンツースリーフォー!」って倍くらいの速さでやって、みんな入れない、みたいなさ。普通にやればいいのに。

 

なんか、爪痕残したくなっちゃうんだよね。

 

もう病気よね?

 

反省します。

 

 

規制のない、大合唱のエバヤンのライブは、それはそれは素晴らしかったです。

 

 

 

                                                      

 

・SUPER BEAVER

 

メディアへの露出、いろんなメインストリームな場所(TVとか、ポップス系のイベント)での歌唱、演奏

 

今めちゃくちゃ、のさらに100倍くらい忙しいであろうSUPER BEAVER

 

改めて、すげーなーと思った。

 

彼らはさ、俺らの界隈とか、ライブハウスで元々ずっとやってきたわけじゃない?

で、俺らは別にメインストリームのステージには立たないじゃない。ほとんど。ライブハウスで、泥臭いライブをしてる。

 

逆にメインストリームのアーティストも、ドームとか、ホールとかで煌びやかなライブをしていてライブハウスではライブしない。してもZeppとか。

 

でも、SUPER BEAVERはというと、大小色んなライブハウスで泥臭いライブやり尽くしてから、ヒット曲とともにメインストリームの煌びやかなステージにもガンガン出て行って、ホールツアーもして、両方を兼ね備えてる。

 

そりゃ、誰も敵わないよな。SUPER BEAVERの一人勝ちでしょう。

 

DPFとかは規模はでかいけど泥臭いライブハウスと同じ空気感だからまだ、張り合えてるけど

これがポップスばっかりの、メインストリームのイベントだったらきっとSiMはアウェーの洗礼くらって

しゅん・・・😢

ってなって「もう出ない!メリットないし!」とか言いそうだもんな(笑)

 

そういうシーンとも真っ向勝負して、勝ててるバンド。

 

強ぇ〜

 

すげー刺激もらいました!

 

 

                                                      

 

・おとぼけビ〜バ〜

 

SUPERからのおとぼけへのビーバー繋がりは、狙ってるんですか?

 

とたくさん聞かれました。ええ、そうです。

 

でもね、みなさんひとつ勘違いしてる。

 

何よりも先に決めたのは、「おとぼけビ〜バ〜がCHAOSステージのトリ=SiMの前」というところ。

その後に、「じゃあ、その前のCAVEステージはSUPER BEAVERでしょ!」っていう。

すべてはおとぼけビ〜バ〜を中心に考えました。

 

MCでも言った通り、

DPFは今まで色んなジャンルのアーティストを呼んで、みんなに新たな出会いを作るのがテーマだった。

でも、今年は制限撤廃を掲げる以上、ライブハウスのイロハをちゃんとわかっているバンドと、そのお客さんに来てもらいたかった。それがわかりやすいメンツだったと思う。

 

でも、その中で唯一「みんなと出会って欲しい」という理由で呼んだのがおとぼけビ〜バ〜。

 

 

2019年の「THE EXPERiMENT」ツアーでSHADOWSカズキくんに「Koieから教えてもらったんだけどさ、これ聞いてみ?」と教えられて

 

 

これを聴いてからというもの、頭の中は彼女たちのことでいっぱいで

 

 

 

この曲をアラーム音に設定してからの毎朝起床率驚異の99.9%

 

DPFに以前もオファーしたんですがそのときは海外ツアーが入っていて出てもらえず、「BEWARE」ツアーで念願の初遭遇を果たしました

 

ライブを観て、すぐさま

やべぇ!

と確信、DPFにもオファーをしました

 

ライブを観た人なら、わかると思うんですが

理解しようとしてもそれを超えてくるし、「掴んだっ!」と思った瞬間斜め上の角度からブン殴られるし

ハードコアなんだけど、キャッチーで、本当に凄まじいエナジーを持ったバンドです

 

出演者への事前アンケートでもわかる通り、アーティスト陣からの注目度も頭抜けてました。

 

打ち上げでも、みんな彼女たちに興味津々だった。

 

海外では、すでに爆発的に人気がありますが

日本でも、観てもらえば観てもらうほど人気が出るバンドだと思う。

それを証明したライブだった。

 

今週末の京都大作戦に出たり、tricotと新宿でツーマンがあったり関東関西ではたくさんライブしてるみたいなので

 

ぜひ、ご堪能あれ〜😊

 

 

 

 

 

                                                      

 

・SiM

1. The Rumbling

2. DiAMOND

3. TxHxC

4. KiSS OF DEATH (new song)

5. KiLLiNG ME

6. Life is Beautiful

7. Blah Blah Blah

8. BASEBALL BAT

En1. JACK. B

En2. f.a.i.t.h with Koie (Crossfaith) & Masato (coldrain) from C.C BOYS

 

公式ライブレポ

 

 

1日目もめちゃくちゃいい雰囲気でやらせてもらったんだけど、

2日目それにも増して出演してくれた仲間たちが総出でステージへ

「イェ〜〜〜〜!」「行ったれ〜〜!!」

ってめちゃくちゃでかい声援で送り出してくれて、

 

ちょっと泣きそうになっちゃった😢

 

ライブ中もずっと袖で見守ってくれてる仲間がいる安心感、すごかった。

 

MCでもちょっと触れたんだけどさ、もっとちゃんと書くと

 

この3年間、意識的に主語の部分を「俺は」もしくは「SiMは」ってハッキリ言ってきたんです。

 

それは、色んな考え方があるし、あっていいと思うし、俺の(SiM)の考えにみんなを巻き込むのは違うと思ったから。どんなに近しい間柄でも、微妙に考えにズレはあって然るべきで、その違いをひっくるめて大雑把に「俺たちは」って言っちゃうのは違うなって思ってて。

 

何か間違えたとき、責任は自分たちで取るべきだから。だから常に「俺の」考えだって言い方をしてきた。

 

だから「我が我が」に聞こえてしまっていただろうけど、本当はそんなことなくてね。

 

間違いなく旗を振り出したのはSiMなんだけど、それに色んなカタチで賛同してくれたり、後押ししてくれた仲間がいて

 

そしてそれについてきてくれたお客さんひとりひとりがいて

 

業界全体で、全員で勝ち取った、DPF23での

 

🔥制限撤廃🔥

 

なんだよ。

 

そして何度も言った通り、ここから。ゼロから、イチから作り上げよう。

 

さぁ、ロックの逆襲のはじまりだ。

 

 

 

ご来場ありがとうございました。また来年😈🖤

ようやく頭が回ってきたので

 

今年もいろんなことを書いていこうと思います。

 

長〜〜〜〜〜〜〜〜〜くなるので(10000字)

ゆっくり時間とれる時にでも読んでください。

 

 

 

まず、2020年はほとんどライブも出来ず、SiMに限らずほとんどのアーティストが自宅待機のニート状態に。

もっと言うと裏方さんたちへの打撃は特に深刻で、潰れてしまったライブハウス。スタジオ。音響・照明・バンドスタッフ・楽器スタッフ・イベント運営(制作)・セキュリティーなどなど・・・転職を余儀なくされた人も多かった。

DPFは中止。

SiMは過去アルバムを再現する配信ライブ「THE SHOW」シリーズを制作。

また「BETTER THAN NOTHiNG」という二部制のショートワンマンツアーを行う。

TRIPLE AXEでも「15MANIAX」CDを制作、配信ワンマンライブも行う。

 

 

2021年はなんとかライブも少しずつできるようになってきたが、

動員も半分まで、声出しはNG(国のガイドラインでは条件付きで認められていたが会場側がやらせてくれない)

スタッフたちの尽力のおかげでDPF21はなんとか開催できたが、こんな感じ。

 

 

 

イベント職人である我々の業界がガイドラインによりこんなにも苦しんでいる中、国はオリンピックを強行した。なんにせよ野球・サッカーなどスポーツイベントの回復が優先、音楽イベントは手付かずのまま。

まぁ、それはいい。やれるならやった方がいい。でも、だったら俺たちにも、やらせてくれよ。という気持ちだった。

秋から「REBOOT」ツアーと称して2020年に全公演キャンセルとなった5thアルバム通称「神盤」ツアーを行う。規制はゴリゴリのまま。

 

 

2022年は業界も回復傾向になり、イベントの中止は少なくなった。とはいえ規制ゴリゴリの中でのDPF開催は変わらず。

それでも、地方に行けば未だ風評被害のようなかたちで、大規模な娯楽イベントは危険だとして中止に追い込まれたフェスも。

SiMとしては年明けに「The Rumbling」が発表されたことで大きな転機を迎えていた。DPF22でライブ初披露。USで一足早く規制のないライブを行う。

年末「BEWARE」ツアーにて、許可が下りた会場では動員50%、声出しOKの公演を行う。「大声あり」と宣言しての公演は、全アーティストの中でもかなり早い方だったと思う。

 

 

 

また、このツアーの前後に「モッシュ・ダイブは一切禁止(だけど事実上黙認してライブを行う)」という以前のルールに限界を感じ、その文言自体にテコ入れできないかをイベント制作会社・弁護士などと協議を重ねる。

理由としては、コロナ禍において「声出しはNG」だとか「立ち位置を守って」とかイベント側の要請を遵守してくれるお客さんが大半である以上、このままでは一生元のライブは戻ってこない。お客さんがより自由に過ごせるように、こちら側が腹を括ってルールを変えるべきだと思ったからだ。

 

そんなこんなでガイドラインを"解"定して行ったのが2023年の「THE LiBERATiON」ツアー。

 

 

これは、全国でも完全に初の試みだったと思う。できれば、業界全体に拡がると最高なのだが。

ここから、ようやくSiMは「平常運転」でのライブを行なっていくこととなる。

 

ゆっくりではあったが、着実に、ひとつひとつをクリアしてきた。

 

 

 

こうして迎えたのが、この2日間である。

 

 

6.24 (土) DEAD POP FESTiVAL 2023 -解- Day 1

 

・ハルカミライ

この3年間、Voの学とはいろんな話をしてきた。

声出しの有無だったり、その日のガイドラインの中でどのようなライブを行うのか。

ライブで予想外のこと、例えば完全禁止と謳われるライブでモッシュ等が起こった際の対応の仕方など。

様々な点において、学は俺がどうするか。SiMがどうするか。を注視してくれていた。

 

無論、右に倣えでただ追随するのではなく彼なりの言葉や、振る舞いでオーディエンスをコントロールしながら、

賛同というよりは、呼応?共鳴?のようなカタチだった。

 

そんな学を俺も信頼していたし、きっと彼も同じでいてくれたはずだ。

 

DPFでは当然、SiMはトリであり一日の終わりにしかステージに立つことはできない。

だからこそ、「解」の一発目のライブという最重要ポジションは、誰よりも密に話をしてきたハルカミライに任せようと思った。

 

ライブがはじまってすぐ、その判断は間違っていなかったと思わせてくれたし

もっと言うとこの3年間の歩み自体、正しかったんだと確信させてくれた。

 

あいつらのライブは、ぶっ飛んでるし、めちゃくちゃだし、まぁ、狂ってる。

大地も、小松も、須藤もキチ⚫︎イだ。

 

でも、根底に優しさがある。

 

俺は学みたいなことは言えないし、学も俺みたいになる必要はない。

 

学みたいなやつがいてくれるから、俺も俺らしくいられる。

 

ああいう後輩がいてくれて、俺は幸せだ。

 

                                                      

 

 

・KUZIRA

ここ数年、フェスで同じ日になって何度も挨拶に来てくれていたのに、なぜかいつも楽屋にはGODRiしかいない。

 

「さっきKUZIRAが来てくれたで〜」

 

というセリフを何度も聞いた気がする。笑

 

日本のパンク・メロディックバンドは、基本的に邦楽の先輩バンドの影響を滲ませるバンドが多いように感じる。

ハイスタだったり、エルレだったり、OATだったりlocofrankだったり。

でも影響を受けたまま「ほぼ一緒やん!」なんてことはなく、

その上でちゃんとそれぞれのオリジナリティーを持っていて、真新しさがある。

そこが日本のパンクシーンの凄いところだと思う。エッセンスを継承つつも、常に進化しているっていう。

 

そんな中で、Blink-182とかGREENDAYみたいな、洋パンクバンドの影響を強く感じるバンドって意外と少なくて。

初めてKUZIRAを聴いたときめちゃくちゃ新鮮だった。さらにそこへSKAの裏打ちなんかも入ってくる。

ライブも良いという噂は予々耳にしていたので、思い切ってDPFにオファーをさせてもらった。

 

OKをもらってからも会えていなかったので、先日クラブチッタで行われたHEY-SMITHのツアーの対バンで出ていた彼らに挨拶をしに行った。

 

話してみるとめちゃくちゃ深いところで繋がっていて、

SiMのCDを初めて店舗で販売してくれた(1st Demoリリース当時は物販での手売りのみだった)

名古屋・上前津のMARBLE RECORDS / PICTURE MOUSEのTOMOAKIさんがKUZIRAのロゴを書いているとのこと。

TOMOAKIさんは俺らが全然無名のころに引っ張り上げてくれて、ホテルをとるお金もない時に家に泊めてもらったりもした大恩人だ。

 

KUZIRAは岐阜出身ということで以前DPFに出演してもらったDUB 4 REASONの後輩にあたるとか(LiSAちゃんもそう)、「あぁ、なるほど!」と妙に納得してしまった。

 

「2015年のDPFにお客さんとして来てくれていて、STUDIO DxPxFで演奏するのをチキって諦めた俺たちが今はステージでライブしてる」ってストーリーも痛快だった。

 

 

たぶん、SiMはKUZIRAと出会うべくして出会ったんだと思う。

 

 

次は、ライブハウスで一緒にやろう!

 

                                                      

 

 

 

 

・SPARK!!SOUND!!SHOW!!

「数字ではなく芸術に(アートに)ベットして俺らをメインに呼んでくれたSiMにリスペクト」

と言っていたが、

 

実際は俺らのツアーに出てもらった際、打ち上げ朝方の酔っ払ったテンションでなんかその場のノリで、

 

「DEAD POP出てよ!」

「いや、今日もめちゃくちゃかっこよかったし」

「ん〜スサシ全然メインでもいけるっしょ?」

「じゃあメインで!」

 

って言っちゃったんだよね。ノリで。

 

だから、そんな大層な漢気ではないよ。笑

 

時間が経つにつれて(っていうかその翌日の夕方くらいには)

 

「スサシがメイン・・・大丈夫か・・・?なんか壊したりしそう・・・どうしよう・・」

 

と思ったりしたけど、結果無用な心配だったな!

 

ライブめちゃくちゃ良かったし。

気合いの入り方と、ユーキのすかし方のバランスがめちゃくちゃ良くて。

あと半歩踏み込んだらヤバい、ってところでちゃんと踏みとどまれる感じ?

あれが出来てたらどんなステージに立っても大丈夫だと思う。それを見事に証明してくれた。

 

「ZEPPツアーもしたことない」って言ってたけど、全然できるっしょ!

 

イチロックも大活躍してたし(集合写真の時は落ちたんじゃなくて降りたらしい)

タクマもチヨも日曜も遊びに来てくれた。ありがとう!

 

 

っつーかチャリどこから持ってきたんだよ💢

 

                                                      

 

 

・SHANK

SHANKこそ、モッシュ・ダイブが誰よりも似合うバンドだと思う。

 

にも関わらず、主催フェス BLAZE UP NAGASAKIではしっかりとガイドラインを守らせていたし

このコロナ禍で悩む瞬間も多かったと思う。

 

そもそも彼ら自身はモッシュもダイブもどうでもよくて(好きにすれば良いって意味で)

ライフスタイルそのままのグッドミュージックを作り続けていく、ということだけにフォーカスしているバンド。

だから、禁止なら禁止で全然いいし、OKならOKでいい。というスタンス。

(だと俺は思っている)

 

でも、お客さんはSHANKで大合唱したいし、モッシュしたいしダイブしたい。そりゃそうだ。俺だってそう思う。

 

そこのせめぎ合い?すり合わせ?がめちゃくちゃめんどくさかっただろうし、そういうのに振り回されたくなかったはず。それでも、向き合ってやってきた。

 

そんなコロナ禍を経て、規制をとっぱらったDPFで

お互い自由に「好きなことやってる」バンドとお客さんの波長がバッチリ合っちゃう感じ

これぞまさしくSHANKの空気だな!!!

ってビリビリした。

 

今年のBLAZE UPはどうなるのかな?

 

呼ばれたら出るのみ!今から楽しみだ!!

 

                                                      

 

 

 

・04 Limited Sazabys

 

同じ曲を何回もやるっていう裏技

 

僕も、使ったことあります。

 

2017年の、ハジマザだったと思います。

f.a.i.t.hを3回やりました。

 

どういう時にこの裏技を使うかって?

 

 

同じイベントに何回も出てるうちに何やるか困っちゃってる時だよね!!

 

 

 

おい💢

 

 

 

図星だろ!!!

 

 

むっちゃ気持ちわかるわ〜

 

ちゃんとさ、去年(前回出た時と)違うことしてお客さんを楽しませたい!

って気持ちがあるのよ。あるからこそ、あんなことやこんなこと、いろんな秘技を使う内に

「あれ・・・?もう全部技使っちゃったくない?」ってね。

 

で、最終奥義

「ショートチューン何度もやりがち」

 

面白かったから全然いいんだけど(笑)

 

でも懲りずにまた呼んじゃうから!

 

 

P.S.

SiMのライブの時「VIVA LAからサタニック、DPF、京都大作戦」って言ったけど

YON FESの名前出すの忘れちゃってマジごめん!!

「YON FESからVIVA LA、サタニック、DPF、京都大作戦」だね。

 

 

                                                      

 

 

 

 

・STOMPiN' BIRD

横浜の大先輩、ライブハウスの全てを知り尽くしているストンピンは、

今回のテーマ「解」をやるにあたってどうしても出てもらいたかったバンドの一つ。

 

そんなストンピンからの「解答」は、まさかの

人間柵スタイル!!

東扇島かぼちゃ屋でした。

 

ダイブってさ、みんな

前の人の肩借りて〜とか発射台が〜とかなってるけど

厳密に言うとそれってクラウドサーフっていうやつでさ

本当のダイブってステージダイブのことなんだよね

 

で、ステージには楽器や機材、ケーブルとかがあるから極力やってほしくないわけよ

最悪の場合ケーブルに足引っ掛けて音止まっちゃったりとか

そういうことも起こったりするから基本ステダイはNGなんだけど

 

まぁあれはしちゃうよね〜〜

 

俺もたまらずダイブしてしまいました。

 

むちゃくちゃだったな〜〜〜〜!最高だったよな!?

 

 

ストンピンとは、実際は数えるくらいしか対バンさせてもらってないんだけど

でも、いつも俺らが悩んだり大きな決断をしなきゃいけないタイミングで、

多くの言葉を交わすわけじゃなくても、

その背中で「お前らは大丈夫、そのまま行け!」って教えてくれる。

そういう先輩。

 

また、めちゃくちゃしに来てください!

そのうちF.A.Dでもやりましょう!!

 

                                                      

 

 

 

・Fear, and Loathing in Las Vegas

俺、俺さぁ

 

SoとMinamiがパラパラみたいのを急に踊り出すでしょ?

 

正直どう反応したらいいか、ずっとわからなかったんだ。。。

 

ファンの子たちは、「キャー!」でいいんだろうけど

俺らは対バン相手だからさ、ちょっと見ていてむず痒いって言うか

アイドルっぽくなりたいのかな?とか勘ぐっちゃったり

 

「それは、なぁに?」

 

っていう感覚だったの。

本当に、わからなくて。

 

で、こないだMEGA VEGASに呼んでもらったときに

「いや、ネタなんで笑ってくださいよ!」って言われて

むっちゃスッキリした!!

 

そうと聞いたらバリ最高やんラスベガス!!

 

全身全霊でふざけ狂ってるんだね。

あんな難解なヤバい曲やりながら。

マジ頭おかしいわ。笑

 

それ以来、俺らは袖で「ギャハハ!イカれてる!!!」って大笑いしながら観れてる。

5割マシで好きになった。

 

 

 

Soが「昔打ち上げでぬるくなった日本酒を飲み交わした」って言ってたけど

 

全然覚えてない!ごめん!いつそれ!

 

まぁいっか。

 

ありがとう!!好きだラスベガス。またやろう!!

 

                                                      

 

 

 

 

・山嵐

SiMの本当の地元(横浜でも川崎でもないんです)藤沢の、唯一直系の先輩バンド山嵐。

 

なんだかんだで、出会ってから20年以上経った今でもこうして一緒にライブができているって素晴らしいことだ。

 

Drの石井さん、GtのKAZIさんが休養中で万全な布陣ではなくとも、

醸し出す雰囲気からしてイカつすぎる。

ステージを降りれば優しい兄貴たちだが、7年やっているバンドってのは、こうも強いものかと。

 

DrサポートはCrystal LakeのGAKUがやっていて、

石井さんのうねるようなグルーヴとは正反対のタイトで攻撃的なビートがまた面白い。

Crystal Lakeでは聞けないドラミングでもあるし、それを他の山嵐メンバーも心から楽しんで演奏している様子がはっきりと伝わってくる。

 

武史さんは男鹿ナマハゲロックフェスティバルのキュレーターでもあり、

20年、21年の開催中止でこの3年間俺たちと同じように大変だったと思う。

 

男鹿ナマハゲロックフェスティバル公式サイト

 

SiMは今年7.29(土)に出演。

 

楽しみだ!

 

                                                      

 

 

 

 

・ROTTENGRAFFTY

なんと2016年ぶりのDPF出演となったロットン。

 

マジで何度も出てもらってる気になっていた。焦り!!😅

 

それくらい、何度も何度も一緒にライブしてきて、

特にN∀OKIさんは09年あたりに知り合った瞬間からSiMを高く評価してくれていて、音楽的な話・カルチャーの話もたくさんしてきたし

NOBUYAさんとはフロントマンとして、フェス主催者としての話をたくさんしてきた

侑威地くんとは誰よりも一番一緒に酒飲んでると思うしゲームも一緒にやるし

ヒロシは、がんばってる

 

DPF23での規制ナシのロットンのライブ

 

エグすぎぃ!!

 

溜まったうっぷんを全て吹き飛ばすかのような怒涛の勢いだった。

 

 

去年のポルノ超特急は、本当に難しかったと思う。

あえてフェス全体を通して明確な定義を設けるのではなく、ライブ中に何かハプニングが起きた際の対応を各アーティストに委ねるというカタチで行われた。俺たちも事前にそう説明を受け、それぞれのやり方でライブを行った。

 

ROTTENGRAFFTYの思惑としては、それぞれの出演者とそのお客さんが自由にライブできるようにとの配慮だったと思う。でも結果的には、荒れてしまう部分もあった。

 

先立って行われたハジマザでの騒動なんかもありシーン全体が「で、今日はぶっちゃけアリなの?ナシなの?」みたいな変な空気の中での開催。主催者として「みんなを縛りたくない」という優しさが、少々裏目に出てしまったのかもしれない。それでもROTTENGRAFFTYがポルノ超特急でやろうとしたことは意味があったはずだ。俺もいろんなことを考えさせられた。

 

今年から名称変更した響都超特急

 

大成功を祈っています!!

 

 

                                                      

 

 

 

・GOOD4NOTHING

タニーさんが抜け、スネさんが抜け、確かに寂しいし昔のままのG4Nではないけど

俺、だけじゃなくみんなの中でのG4Nというバンドの存在、価値(?)は全く変わっていなくて

「こんな状態でも呼んでくれて」と本人たちが言うほど、なんていうか、心配はしてないです!笑

 

いや、もちろんメンバーが抜けるって言うのは大変なことだし

その気持ちは嫌ってほどわかるけど

でも、休止宣言を聞いていない以上は "普通の状態"として扱わせてもらい、

呼びたい!と思ったら気にせずオファーはさせてもらいます。

 

何より俺はユータンさんマッキンさんの空気感がすごく好きだし

周りのバンドのことも、ものすごくリラックスさせてくれる

 

この日のライブも、ひたすらハッピーな空間だった

SiMには、絶対作れない雰囲気。

 

大変な状況にあってもバンドを止めないって選択をし続けるG4Nをリスペクトしてます

 

SAKAI MEETINGにもぜひ!また呼んでください。

 

そしてsasaさん?sasaくん?GODRiの同郷らしいので

今度姫路あたりでライブできたら面白いかもな〜なんて

 

なんてね!

 

                                                      

 

 

・HEY-SMITH

冒頭と重複してしまう部分も多々ありますが・・・

 

SiMは通常通りのライブをするまでに3年「かけた」わけだけど、その心は?というと

 

世間の空気感・情勢を見つつ、ロックバンドとそのお客さんが、悪者にされないためだった。

 

コロナがやってきてしばらくは、ロックのライブは危険だとされた。

国内でまともにクラスターが発生した最初の大ニュースが、ライブハウスだったからだ。(ダイヤモンドプリンセス号は船だから、世間的にはいまいち身近に感じなかったのだろう)

ライブに行こうとするお客さんも、周囲からはしばらく「正気か!?」と思われていたはずだ。実際、ライブを含むイベントへの参加禁令が出された会社や学校がたくさんあった。

 

まずは、それをクリアしていかなければいけない。つまり、企業や、大学など、そういう社会一般のところまで「ライブに行くこと自体は危険じゃない」と認知される必要がある。

 

そのためには、国の定めるイベントガイドラインを遵守しながら「何も起こらない」「ニュースにならない」ことが一番で、その中で少しずつ「できること」を探していく3年間だった。

 

例えば、ガイドラインにはかなり初期の段階から「動員50%以下であれば声援は可」と書いてあった。

それでも、ライブハウスや会場がクラスターの発生を嫌って許可してくれなかった。たくさんのライブが再び行われるようになり、世間でも飲み会だなんだ、街に活気が戻ってきている中でもライブハウスは一番慎重だった。

 

前述のSiMの声出し解禁「BEWARE」ツアーですら、声出しの許可をくれたのは15ヶ所中ヶ所のみ。202210-12月のツアーで、だよ?それくらい、ライブハウス側もトラウマだったんだよ。

 

そういう誤解をひとつひとつ解いていかなきゃいけない、そんな中での、2022年夏あたりからの猪狩とHEY-SMITHのやり方は俺にとっては先を急ぎすぎている・説明が足りなさすぎる不完全なものだった。

 

特にハジマザでの猪狩の言動はハッキリ言って、呼ばれて出ている側としては到底受け入れることのできないものだったし、ハジマザを無事に終わらせるために色んなことをステージで話した出演者たちに対して不義理でしかなかったと思う。(撮影していた客に対して云々じゃなく、モッシュダイブのところね)お客さんたちにとっても非常にわかりずらく、不要な混乱を招いた。

 

ライブ後「俺は、(元の状態に戻すために)必要悪になろうと思ってる」猪狩はそう言っていた。

 

表向きはそれでも良い。素晴らしい覚悟だと思う。でも、今日はワンマンじゃない。わざわざフェスにして仲間を集めたんだったら、出演者たちには筋通さなきゃだめでしょ。どうやって支えたらいいかわかんねーよ。って。

そういう話を、ハジマザの打ち上げでしたんだよね。

 

それからも、(猪狩は以前よりちょっとだけ周りに気を使うようになったけど)同じイベントに出ても全く違うスタンスでライブをしていた。お互い、やり方は変えなかった。

 

で、ようやく今年の2月、「HOMIES FES 2023」@川崎クラブチッタで、HEY、SUPER BEAVERとの3マン。

古くからの友人で主催者のACKYはSiMのやろうとしていることを気遣い事前に連絡をくれて、モッシュ・ダイブ自体は直接的に禁止としない旨の、粋な注意事項を発表してくれた。ここで、SiMは遂に3年ぶりに国内で平常運転のライブを行ったのだ。

 

猪狩はライブ後、嬉しそうな顔で「やっぱ、こういうライブのSiMはええな!」と言っていた。

 

あの日から、猪狩と俺の間にあった半年ほどの「変な感じ」がなくなった。

 

そういう経緯があっての、DPF23でのHEY-SMITHのライブ。

 

俺らが隣に来るの、ずっと待ってたのかもな。

 

ありがとう。

 

待たせたな✋

 

 

                                                      

 

 

・HOTSQUALL

Vo アカマさんから「今のHOTSQUALLめちゃくちゃかっこいいから」と逆オファーの電話をもらい、

じゃあ、トリ前をお願いしよう、と思い立ってのCHAOSステージトリ。

 

SiMの準備の都合で直接は観れなかったんだけど

音だけでも楽屋までビシバシ伝わってくる気合いが凄まじくて

アカマさんってノビノビと歌うイメージだったけどこの日はもう唸りまくってて

キャリアが長いと、自然と落ち着いたり、どっしり構えたライブをするようになるのが普通だけど

 

結成25年?ですか?

これだけ長くやっていても、いまだに最前線で槍持って戦っているかのような

今が一番脂乗ってるんだなぁっていうのがヒシヒシ、いやビリビリ伝わってきました。

 

HOTSQUALLは、2011年のTRIANGLE'11 で出会い、

あの頃の俺らは右も左もわからないペーペーだったのに、

半年後のSEEDS OF HOPEツアーにすぐ出演してくれた。

 

なんならTRIANGLEのとき、

「もっといろんな人としゃべらなきゃ!MAH!暗いよ!」

って叱ってくれたのもアカマさんだった。

めちゃくちゃ恩を感じている先輩です。

 

父親トークもめちゃくちゃ面白くて、いつも子供との接し方、

「父ちゃん」

って感じの接し方を教えてもらってる。

 

すげえよなぁ。ステージ立ったらロックスターだもんな。

 

いっか、そんな話は!笑

 

ありがとうございました!!

 

 

                                                      

 

 

・SiM

1. PANDORA

2. Amy

3. Faster Than The Clock

4. The Rumbling

5. BBT (new song)

6. A

7. EXiSTENCE

8. KiLLiNG ME

En1. Blah Blah Blah

En2. f.a.i.t.h

 

公式ライブレポ

 

ここまで長くなっちゃったので簡潔に

 

最高!!

 

 

 

 

Day 2のことはまた、明日にでも。

こんちは!

 

 

タイトルの通り、9.21に

 

EP "BEWARE"

 

 

そして

 

 

Blu-ray "THE SHOW COMPLETE BOX"

 

が発売になりました!

 

 

特設サイト

 

 

 

ということで毎回恒例の

 

"BEWARE" の楽曲解説をしていこうと思います

 

 

まず、もともとは違うEPのタイトルを考えてました。

今のSiMを表現するのにぴったりな、「これ!」っていうタイトルだったのですが

それでいくなら絶対この人にアートワークを描いて欲しい!っていうアーティストの方がいたのですが

スケジュールがどうしても折り合いつかず、

その方に描いてもらえないのであればそのタイトルは使いたくない!!!!

という、年に数回やってくる頑固おやじMAHモードが発動してしまいまして

タイトルを変更することになりました。

 

結局、"The Rumbling"の中から一番印象的であるBEWARE(注意喚起の言葉)を採用しました。

 

結果論ですが、これもこれでSiMっぽくて気に入ってます。

 

 

 

1. The Rumbling

 

 

言わずと知れたTVアニメ「進撃の巨人 The Final Season Part 2」

のオープニングテーマとして制作した楽曲でございます

 

俺、そもそも漫画のファンで

 

漫画版が完結する直前くらい、それこそちょうどFinal Season Part 2の最後くらいまで話がいってるタイミングでオファーを頂きました

 

その最終オファーの前にフワ~~っと「進撃の巨人の曲やれるかもしれない」って話が出た段階で

 

SiMがやるなら、巨人にフォーカスを当てた、ゴリゴリに重たい曲を作ろう!と構想していました。

 

SHOW-HATEがアニメ版のファンだったので、

2人で4曲書き、MAPPA(アニメ制作会社)に提案したところ

そのうちの2曲が最終候補に残ったため

 

どうせならガッチャンコしてみっか!!!

 

ってことでSHOW-HATEの作った曲の展開(A~B~サビの抑揚のつけかた)に

俺の作ったイントロ、リズム、メロディを混ぜ込むような形で完成させました。

 

正直、サビのメロディができた時点で

とんでもない曲になる!!勝ち確!!///猛照

 

でしたね。自分で震えました。

 

 

楽曲制作と同時進行で歌詞を書き進めていったんだけど、

漫画版3周は読み直したかな。

 

原作内で表現されていること・いないこと

 

どちらも必要だし、バランスが偏ってもファンの心から離れてしまう。

そういう意味でめちゃくちゃ難しかったです。

 

オファーの時点でこのシーズンで作品のラストを迎えるのか、それとももう1シーズン最後に別でやるのかが未確定の状況だったので、どこまで描いていいのかが(ネタバレ的な意味で)めちゃくちゃ微妙で。

 

何回もMAPPAに歌詞の内容を確認しながら書き上げました。

 

 

 

正しいことをしたいと願っただけだ

王になろうなどと思ったことは一度もなかった 誓うよ

ただ、お前を守りたかっただけだ

自らナイフを握りたいと思ったことは一度もなかった 誓うよ

 

ここに関しては、みなさんの想像通りですね。

エレンは最終的に世界を滅ぼすことを決意するわけだけど、自らの欲望のためではなく

(結果的に非人道的な選択をしてしまったことは別として)

もともとは、自分と、その周りにいる人々が自由に生きられるようにしたかっただけだということ

 

進む道を迷いそうになった時、思い出されるのはミカサを救った少年時代

あの時も、ただ悪人を殺したかったわけではない

ミカサを救うために、勇気を振り絞ったんだ

 

という心模様を描いています。

 

が、実際エレンがどういう人間なのかは正直俺もわかりません。

上記のように「思い込んでいる」だけで、そもそも破壊衝動があったのかもしれないし

「いつかチャンスがあれば悪い奴をこの手でぶっ殺してやりたい」と深層心理で思っていたのかもしれない

 

その辺は、諌山先生の頭の中にしか答えはないので

 

あえて、「エレンの口からはこう言って欲しい」というファンとしての願望も込みでの書き方に留めました。

その後も、そういった願望の上での歌詞になってます。

 

 

今も 霧の中を彷徨っている

 

 

「霧 (deep mist)」という表現はやや抽象的で、本来は「森(deep forest)」としたかったところ。

グリシャがレイス家を襲うストーリーや、リーブス商会のおやっさんがケニーに殺されるシーン(アニメ版では市街地に変更されていた)などで個人的に「森」のイメージが強くあったのですが、その前の「missed」という単語と韻を踏む、という観点から霧(mist)に変更しました。

 

 

 

例え全てを失って倒れたとしても

俺は目を背けない

全てを奪われ、失い、空っぽになったとしても

例えこの壁の外で全てを失っても

成し遂げなければならないことがあるんだ

欲しいものなど何もない

俺が此処に居る理由は...

 

覚悟するんだ

 

 

これも、エレンの本心まではわかりません。

でも、エレンにはこう思っていて欲しい。

「此処にいる理由」とは、一体なんなのか?

ミカサや、アルミンのことを想うのか?それとも、単に自分のためなのか?世界を、正すためなのか?

 

しかし、そんな「本当の理由」を口にして自分を正当化するよりも

今は目の前の「敵」を滅ぼすことにすべてを賭ける。

 

だからこそ、「此処にいる理由」を言い切ることを止め、「覚悟を決めろ」と人類に宣言するわけです。

 

 

外の世界で何が起こっているのか知りたかっただけだ

戦わずして負けるのだけは嫌だった

俺たちは若すぎたんだ 無知で、無垢だった

テントで夜更かしする子供のように

お前には 俺はどう映っている?

今も 俺はあの頃のままか?

 

 

ここも、少し時を戻して子供~青年時代の回想です。

ミカサを救ったとき(この瞬間はミカサがエレンを救う)のセリフ「戦わなければ勝てない」

を、逆説的に表現したのが「戦わずして負けるのだけは嫌だった」というラインです

 

「テントで夜更かしする子供のように 無知で、無垢だった」

これは、難民キャンプのテントを見ながらエレンがとミカサが言葉を交わすシーンから

 

「お前には 俺はどう映っている?」

というラインは、現在に戻って地鳴らしを発動したエレンから、104期メンバーへの問いかけです

 

 

俺の中に何が居るかは 俺しか知らない

 

 

これは、エレンの言葉でもあり、ライナー、ベルトルト、アニ、ユミル達の言葉でもあり、

悪魔、と呼ばれ虐げられてきたすべてのエルディア人達の言葉でもあります

だからこその、合唱アレンジになっています。

 

coming for you (俺は進み続ける)

 

 

(I'm) coming for you

という言葉は、直訳すると「あなたのもとへ向かっている」という意味です。

ここでは、始祖の巨人となったエレンが、地鳴らしを発動しながらすべての人類に向かって

「お前らのところへ向かっているからな」と警告しているイメージ。

 

「俺は進み続ける 敵を駆逐するまで」

というエレンのセリフと重ね、意訳しました。

 

 

Final Season Part 2の初回放送の日、

ジークの「俺たちはただ 進むだけだよな? エレン」

というセリフから自分の楽曲が流れた瞬間・・・TVで見ていて鳥肌がブワァ~~~!!!

ってなりましたね。マジでおしっこチビりそうでした。(嬉ション)

 

 

 

 

 

2. Light it up

 

 

SiM神盤を作ったころ、7弦ギター&5弦ベースという重低音編成を導入したことで

 

自分たちが10代のころ聴いていた音楽

 

つまり、90年代後半~00年代初頭の音楽をリバイバルできる!

 

とワクワクしてました。

 

それをそのままカタチにした楽曲です。

 

Korn、Limp Bizkit、Linkin Parkとか名前を挙げるとキリがないですが、

ヌーメタル/ラップコア、日本ではミクスチャーと呼ばれるような音楽。

あれを、今のSiMが作ったら?というのがテーマ。

 

 

 

 

 

 

 

レゲエの裏打ちをミックスして、オリジナルのレゲエミクスチャーを作ろう!っていうね

 

 

特に意識したのはこれ

 

 

 

MVもオマージュ

 

 

 

 

(hed) P.E. は、2009年の来日ツアーをサポートさせてもらったことがあって

マジ、イカチィ!

でした

 

このLight it Upのリフは、MAH史上一番かっけー---リフができたと思ってる。

 

歌詞については、

 

I got no guns, no nades, no Q

I can't shoot them like legends of APEX

 

銃もない、グレネードもない、アビリティも使えない

APEX みたいにあいつらを撃つことはできない

 

 

APEX LEGENDSネタからはじまります。

APEXってのは、コロナ禍でハマりにハマったFPSシューティングゲーム。

配信もコソコソやってます

 

 

 

アビリティーっていう、キャラクターの特殊能力を駆使しながら撃ち合うゲームで、

そのアビリティーを起動するときに押すのがPCキーボードの「Q」キーなんです

で、チームでボイスチャットしながらやってると「アビリティー」っていうのが長いので

「Q出す!」「Qない!さっき使っちゃった」

みたいに略称でQって言うわけです。

 

プラス、意外と爆発物のグレネードがカギを握るゲーム性なんだよね。

これも同じく「Grenades → Nades」と略称で呼ぶ。ゲーム上のスラングですね。

 

 

あと個人的にめっちゃ気に入ってるのが

 

it's hard to discover, too late to recover 

how can we come together? ah ha

 

 

っていうパート。みんなで合唱したら気持ちいいだろうなぁ。

 

全体を通すと、SiMでずっと歌い続けていることだね。

 

早くライブでやりたい!!

 

 

 

 

 

3. FXXKFXXKFXXK

 

 

進撃の巨人効果で海外からの注目が高まっている段階で、

恐らく海外のラジオ、TV、メディアでは絶対流せないであろう

曲名、歌詞ってのはありなのか?

 

っていう懸念もあったんだけど、ポニーキャニオンが「めちゃくちゃ良いっすね!このままいきましょう!」

って言ってくれた(頭おかしいw)のでそのまま。

 

流石にタイトルは表記されたいということで

FUCKFUCKFUCK → FXXKFXXKFXXK

と自主規制しました。

 

 

この曲で出てくる

 

Did you miss me?

寂しかったかい

 

というフレーズは、

「SHERLOCK」という海外ドラマ/映画から

 

ベネディクト・カンバーバッチ扮するシャーロックホームズが、現代にいたら?

 

という設定で、宿敵のモリアーティ教授(バットマンでいうところのジョーカー)の決め台詞が

「miss me?」

なんだよね~かっこいいんだこれが

 

 

コンプラ全盛の今だからこそこういう言いたい放題言いまくる曲も歌いたくなるよね。

って感じの曲です。

 

 

 

MVは、JACK. Bで監督をしてもらったUGICHINさんに11年ぶりにお願いしました。

 

00年代のポップパンク/イージーコア調の曲なので、

撮ってもらうならUGICHINさんしかいないだろ!

ということで。

 

久しぶりに一緒に作品を作れて、めちゃくちゃ良い時間でした。

 

 

 

 

 

 

・TREASURES

 

俺が築いた庭を荒らして、俺の大切なものを奪っていこうとするやつがいたならば。

 

 

いいさ、全部持っていけよ。

 

どうせ、お前なんかにはその価値すらわからないだろうし

 

使い方だってわからないだろうけどな

 

 

お前を恨むことすらしない

 

むしろ、神にお前の赦しを乞うてやるさ

 

あぁ、なんて哀れな盗っ人なんだ

 

 

 

という。

 

人間って、赦された後の方が苦しいと思うんだよね

 

自責の念が一番つらいし、ぶつける場所もない

 

そういう暗闇の底まで追い込んでやるっていう

 

 

 

超絶イヤミ曲です。笑

 

 

俺らしい歌詞だと思う。性格が捻じ曲がってるからねw

 

 

 

 

 

 

やはりほかの曲と同じく、あの時代一世風靡したバンド、311

 

レゲエミクスチャーの先駆者でもあるんだけど、彼らをもっとダークに、重たくした感じのイメージで作曲

 

シンセのフレーズも気に入ってるし、

 

何よりメロディーラインの流れが自分的にもめちゃくちゃキレイだと思う。

 

歌うのはちょっと難しいけど、大きな会場で風に揺られながら歌いたいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

とまぁ、こんな感じの4曲が詰め込まれたのが

「BEWARE」でございます。

 

 

 

ツアー楽しみだな~

 

 

同日発売だった

"THE SHOW COMPLETE BOX" についても書いているので

近々投稿しますね

 

 

 

じゃあぬ!