皆様今晩は。

楠世蓮です。

まだ終わったことが受け止められないくらい

ローステに、そして雪ちゃんに

感情移入した作品でした。

舞台

『ROSE GUNS DAYS season3』

無事３月１１日に終演。

この作品がこの日に終演の日が重なること

偶然と思えないことがたくさんありました。

原作では日本で大災害が起き、戦争は終戦。

日本人はマイノリティーの一途を辿る。

この日に終わったこと、

争いや戦争が終わったことと重なるようで。

大地震から７年たった今

現地では癒えない傷や現実がたくさんあって

でも、前に進んでいこうと、一歩ずつ歩いて

復興に向かっています。

だからこの日に。

一人もかけることなく

この争いのお話が幕を閉じた事を

まずは感謝したいと思います。

劇場に足を運んで頂いた皆様

本当にありがとうございました。

わたしが演じた役。

中国人の李梅雪。通称、雪ちゃん。

勝気で誇り高く、大人な部分と少女のような乙女な部分を併せ持ち、素直になれないところもあるけれど大切な人を信じぬく強さと行動力があるとても素敵な女性でした。

原作を初めて読んだ時にこんな素敵な女性をわたしがはたして演じられるのかとても不安でした。

お稽古や台本を読むことを重ねるに連れて

雪ちゃんのことをもっともっと理解したいし

雪ちゃんの魅力をそのままお客様に届けたくて

たくさん研究をしました。

まだ少女である雪ちゃんは

感情の起伏が激しく、すぐに怒ったり泣いたり

嫌味もない、とっても可愛らしい子で。

彼女を知れば知るほど大好きになっていって

いつからかわたしはきっと

雪ちゃんに恋をしていたんだと思います。

そして今も、雪ちゃんが幸せであってほしいと

心から願っています。

進戯団 夢命クラシックスさん。

これほど驚いた演出はありませんでした。

脚本・演出の伊藤マサミさんをはじめ

劇団員の皆様には沢山ご配慮を頂いて

今回シーズン３からの出演だったけれど

優しく迎え入れて下さり

本当にお芝居のしやすい環境を

作って下さいました。

いつでも誰かの為に動いて下さった

劇団員の皆様には感謝しかありません。

キャストの皆様やスタッフの皆様

そして、足を運んで頂いた皆様。

今回初めて出演させて頂いて思ったことは

愛で溢れているとゆうことでした。

作品自体もそうだし、

来てくださった皆さんがあたたかくて、

愛には愛で返したくて、

こんな気持ちになれたことも

ローステに出演できたお陰なんだなって

改めて感謝できています。

本編をご観劇頂いた皆様は

おわかりの通りですが

とても辛く苦しい物語でした。

わたしの演じた役の雪ちゃんは

幸せな未来を辿れませんでした。

でもきっとそれは必要なことで

戦争とゆう地獄を生き抜いた

アランとゆう一人の男性の心をもう一度温めて

兄や妹の憎しみを乗り越える力になって

雪ちゃんの心は

きっとみんなの心に存在し続けていく。

だから雪ちゃんは幸せなんだよ。

この世界はまだまだ悲しいことや辛いこと

いまでもどこかで戦争が起きてて。

カーテンコールでも話させて頂いたけれど

自分の大切な人を守るためなら

誰かを傷つけていいわけじゃなくて

その傷ついた誰かは

誰かにとって大切な人。

知らない人にも優しくできる世界ができたら

どんなにいいんだろうなあって。

きっと自分にとって何でもない日が

誰かにとってはとっても大切な日で

知らない誰かにも優しくできたらいいな

わたしもそうゆう風に生きていきたいな

ローステが教えてくれたこと。

こんな素敵なローステが

これからもたくさんの人にも

伝わっていってほしいし

みんなでラストシーズンを

楽しみに待ってようね！

そしてたくさんのお言葉や

プレゼントやお手紙、お花やイラスト。

本当に励みでした。本当にありがとう。

ゲネ写真も。

ステラ役の舞原鈴さんが

ウェディングドレスを着せてくれたの。

本当に嬉しかったなあ。

きっと誰もが他人に優しくできたら

世界は幸せになれるのかもしれない。

前を見つめて生きてこうね、みんな！

雪ちゃんに出会えてよかった。

ROSE GUNS DAYS season3

本当に！ありがとうございました！